ハオルチアの洞

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アニメ感想 #4 『Lapis Re:LiGHTs(ラピスリライツ)(2020)』

かなり久しぶりになりましたが今年もぼちぼち更新していきたいです。

観た作品が積もっていくので忘れないうちにどんどん書かないといけませんね。

 

さて今回は”『ラピスリライツ 〜この世界のアイドルは魔法が使える〜』(ラピスリライツ このせかいのアイドルはまほうがつかえる)は、KLabとKADOKAWAによるメディアミックスプロジェクト。略称は『ラピライ』。”*1のアニメ化作品。漫画、小説、スマートフォンアプリでゲーム化もされています。

 

youtu.be

 

 

徹頭徹尾お約束展開だが・・・

 

ファンタジーお馴染み中世欧州風の世界観。本作の”魔女”は歌と踊りのライブパフォーマンスで観衆からプラスのエネルギーを集めて力とし、人々を襲う魔獣を撃退する存在。登場人物たちは一人前の魔女になるため各地方から集まった素養のある子達です。いわゆる学園アイドルものですね。なぜ若い女の子かというと魔法の力は成人すると衰えていくかららしい。これもお約束。

 

主人公は魔女になるため学園へ転入したものの、問題児を集めたクラスのなかでも最下位のユニットに入れられます。成績を良化させないと退学の危機。欠点は目立っていたが能力もある仲間をまとめ上げ、絆を深め成長する。

ただ一歩及ばず退学させられユニット解散の危機に陥り街には魔獣も襲って来る。

しかしいい感じに再び集まりライブを成功させ魔獣も退治しいい感じでエンド!

 

うーん普通。ただ女の子同士の絡みとか歌って踊るところを可愛いなと眺める作品なんでね。こういうのでいいんだよ感は満点です。

 

作画も大きくは崩れず、ライブシーンは3Dモデルに切り替わりますが出来もいいし違和感も少ないです。若干FPS*2が低いのは気になりましたが。

キャラクターもロリからお姉さん、ツンデレにアンドロイド、幽霊、ギャルその他と個性豊かで魅力的だし、曲もユニットごとにジャンルが結構違うのでどれか好みに引っかかると思います。*3

 

欠点らしい欠点はないので放送当時も評判は良かったようですね。

しいて言えば登場人数、ユニットに対してワンクールだったので1ユニット1回1曲に本筋も進めなくてはならないしと、エピソードの少なさやキャラの充分な掘り下げはできていない部分はあります。

ただアニメは広く浅く作品を紹介、この入口でハマったら漫画、小説、ゲームで楽しんでねという位置づけだと思います。

なので少々物足りないという弱点は当然でもあり解消できるので大きな問題ではないでしょう。

 

類似ジャンルの作品は多いし激戦区なので、新しく観るべきなのかという指摘の方が痛いです。しかしマンガ小説ゲームと裾は広いですし質もいいので気になったキャラクターや曲があればチェックしていいタイトルだと思います。

 

ではまた。

 

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*1:Wikipediaより引用 ラピスリライツ 〜この世界のアイドルは魔法が使える〜 - Wikipedia

*2:FPSとは何? Weblio辞書

*3:文明度、世界観とそぐわない今風の曲調もありますがそこは大目に見ましょう